■ 詐欺師は意外と(?)何も知らない

詐欺師と接する機会があれば、あなたの疑問点を質問してみましょう。

彼らは意外に(?)何も知りません。それはそうです。なぜなら、彼らは組織の末端でマニュアル通りに仕事をする作業者だからです。

私は、詐欺の被害にあってから X を眺めていますが、詐欺師の多さに驚きます。

儲け話を言うアカウントは大体、詐欺師と思って間違いないでしょう。

詐欺師は、詐欺のターゲットにアプローチするときに、「いい話があります」「今すごく儲かっています」などと話します。

毎日汗水垂らして仕事をし生活費を稼ぐ我々ですが、その仕事の辛さから、「何とか楽できないか」「いい話はないかな」と思うのは、これは人情だと思います。私もそうです。

しかし、現実の世界でお金を稼ぐことはとても大変なことです。みなさまはよくご存知でしょう。

あなたのその感覚は非常に正しいもので、実際にお金を稼ぐことは簡単ではない、ということです。

それなのに、詐欺師は「私は大金持ちです」「すごいビジネスを画策してます」などと言います。

世の中の厳しさを知る我々は、そんな事を言う詐欺師たちにこのような質問をしてみましょう。

  • その事業のビジネスモデルを教えてください
  • マネタイズはどうやってしますか
  • 集客方法を教えてください
  • 限られた人のみ知るサービスなら、どうやってそのような大きな利益を上げますか
  • この仮想通貨の取引所は金融庁に届け出がありませんが、違法ではありませんか

以上のような質問に、詐欺師は答えられないでしょう。

なぜなら、彼らは真っ当に仕事もビジネスもしたことがなければ、法の規範意識も異常に低い裏社会の人間だからです。そして真面目に勉強するとか仕事をするという人間ではありません。末端の者がこの質問に答えられないということは、組織を統括する者も、真っ当な知識も経験も無いのでしょう。

私は実際に詐欺師と思われる複数のアカウントにに上記のような質問をしましたが、ロジカルに答えられた詐欺師は一人もいませんでした。

質問をするれば、彼らは誤魔化すか、去っていくかのどちらかです。

大きな売上を生むビジネスをしていると儲け話を持ちかけてくる人が、上記の質問にロジカルに答えられないならば、その人は「私は詐欺師です」と大きな声で言っているのも同じです。

詐欺師の弱点はいい話をしているのにもかかわらず、その実現方法を知らないことです。だから、彼らはその方法を説明できないのです。

私達が詐欺師の嘘を見破るためには、次の4点の理屈を正確に理解する必要があると考えます。

  1. いい話を実現するには何が必要か
  2. いい話にはどのような準備が必要なのか
  3. 現実にそのようなことが可能ならどうやって実現するのか
  4. 現実にそのようなことを誰が実現しているのか

詐欺師が言うようないい話を実現している人、例えばゼロから数億円の財産を築くような人は、どのような行動を取っているでしょうか?

ご想像の通りで、そのゆな人は尋常でない勉強と実践、努力の上に実現している人たちばかりです。もしくは、宝くじに当選した人でしょうか。

つまり、詐欺師が言うような話は絵空事で、全く根拠のない作り話だということです。

もし私が詐欺師が言う「いい話」に本当にありつきたいならば、次の2つのみだと考えています。

  • 尋常でない努力をする
  • 宝くじを買う

あなたの常識は正しいのです。詐欺師は嘘をついています。

みなさま十分お気をつけください。



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作成 2023-12-06
■ トークンバーン:仮想通貨市場での希少性向上とエコシステムの健全性向上

トークンバーン(Token Burn)は、仮想通貨(暗号通貨)の世界で使用される用語で、通常、発行されたトークンの一部または全体を永久に削減または廃棄するプロセスを指します。

このプロセスは、通貨の供給量を減らし、その結果として通貨の希少性を高めることができます。

以下に、トークンバーンに関するいくつかの一般的な事例と目的を挙げてみましょう。

  1. デフレーション効果の創出:
    トークンを定期的にバーンすることで、通貨の供給量が減少し、価値が上昇する可能性があります。これは、インフレーションを抑制し、通貨の価値を保護するための手段と見なされます。

  2. エコシステムの健全性の向上:
    トークンのバーンは、プロジェクトがトークンを買い戻し、その一部を廃棄することによって、トークン保有者に対する利益を向上させ、エコシステム全体の健全性を高めることができます。

  3. トークンの需要と流動性の向上:
    トークンをバーンすることで、供給が減少し、需要が一定であれば価格が上昇する可能性があります。これは投資家や保有者にとってプラスとなり、トークンの流動性を向上させる効果が期待されます。

  4. 報酬や手数料の削減:
    データベースやネットワークのトランザクションに関連する手数料や報酬をトークンで支払う場合、これらのトークンをバーンすることで、ユーザーに対する報酬として還元されたり、手数料が削減されたりすることがあります。

トークンバーンは、プロジェクトが自らの経済モデルを調整し、トークンの価値を維持または向上させるための手段の一つとして広く採用されています。

ただし、慎重に計画されないと、逆に投資家やユーザーに対する不信感を生む可能性もあるため、慎重な実装と透明性が求められます。

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作成 2023-12-05
■ 中国、国立ブロックチェーン研究所設立

2023年5月、中国政府は、首都北京に国家ブロックチェーン技術革新センターを設立し、50万人のブロックチェーン専門家を養成する計画を進めていると報じられました。

中国科学技術省が承認したこのセンターは、ブロックチェーンの基礎理論、ソフトウェア、ハードウェアに焦点を当て、大学、研究機関、企業と協力して国内でのブロックチェーンおよびWeb3産業の発展を促進する予定です。

センターは既存のブロックチェーンを結びつけ、包括的なブロックチェーン・ネットワークの構築も計画しています。また、北京市政府の支援を受ける北京ブロックチェーン・エッジコンピューティングアカデミーが運営を主導し、オープンソースの企業向けブロックチェーン「ChainMaker」を活用することが予想されています。

中国はブロックチェーン技術に力を入れていますが、同時に仮想通貨の取引は禁止されています

参考: 中国、国立ブロックチェーン研究所設立で50万人の専門家育成を計画

厦門(アモイ)の町並み

ブロックチェーン専門家育成カリキュラムとは

ブロックチェーン専門家育成カリキュラムとはどのようなものでしょうか?

中国がブロックチェーン専門家を養成する計画を進める場合、以下のような教育カリキュラムが考えられます。

  1. ブロックチェーンの基礎理論:

    • 分散台帳、ブロック構造、ハッシュ関数、コンセンサスアルゴリズムなど、ブロックチェーンの基本的な概念や仕組みに関する授業。
  2. スマートコントラクト開発:

    • スマートコントラクトの基礎から応用までを学ぶ。プログラミング言語(例: Solidity)を使用してスマートコントラクトを開発する技術を磨く。
  3. ブロックチェーンのセキュリティ:

    • ブロックチェーンネットワークのセキュリティに焦点を当て、攻撃手法の理解やセキュアなコーディングの実践に関するトレーニング。
  4. 分散型アプリケーション(DApps)の構築:

  5. 業界特有の応用:

    • 金融、医療、物流など、異なる産業領域でのブロックチェーンの応用事例を学び、それに基づくソリューションの提案や開発能力の向上。
  6. 実務経験の取得:

    • インターンシップや産業プロジェクトを通じて、実際の業務環境でのブロックチェーンの運用や開発経験を積む機会を提供。
  7. 法規制と倫理:

    • ブロックチェーン技術が関与する法的な側面や倫理的な問題に関する理解を深め、適切な法令順守のためのトレーニング。

このようなカリキュラムが、学生や専門家がブロックチェーンの専門家としての知識とスキルを身につけ、産業界で実際に活躍できるようサポートするのに役立つでしょう。

北京・紫禁城

あとがき

2023年5月、中国政府の国家ブロックチェーン技術革新センター設立の報道は、ブロックチェーン技術への国家的な取り組みの一環として注目されています。この計画では、50万人ものブロックチェーン専門家を養成することが明らかにされ、その背後には中国がブロックチェーンのイノベーションに注力する姿勢が見て取れます。

専門家養成のためのカリキュラムは、ブロックチェーンの基礎理論から応用まで包括的で実践的な内容が期待されます。ブロックチェーンの技術や応用領域が多岐にわたるため、学生たちはスマートコントラクトの開発や分散型アプリケーションの構築など、現場で活用されるスキルを身につけることが期待されます。

一方で、この計画が中国政府による仮想通貨の規制とは対照的であることも興味深い点です。国がブロックチェーン技術の発展に注力する一方で、仮想通貨取引の禁止政策が続く中、どのようにブロックチェーン技術が実用化され、産業に貢献していくのか、今後の展開が注目されます。

この取り組みが成功すれば、中国がブロックチェーンの世界的なリーダーとなる可能性もあります。国家主導の大規模なプロジェクトが、新たな技術の進化と人材の育成にどのように寄与するか、その成果が今後ますます注目されることでしょう。


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作成 2023-12-04    更新 2023-12-27


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