■ なぜ愛情を求め、利用されてしまうのか?背後に潜む心理的要因

周りは友人や知人、職場の人など、様々な人で囲まれているが、心を通じ会えるような人はいない。そんな人が欲しいと、誰もが願います。

日々生活をしている中、ふとXやLINEにDMが届く。親しみやすく魅力的なメッセージ。

でも、交流を深めるうちに、なんだか不自然だなぁ、と思う。

しかし、それにも関わらずどんどん詐欺師の言われるがままにお金を送金し、結局騙された、利用されたことに気づく。

最初から不自然だと思っていたのに、なぜなのでしょうか?

その背後には、あなたが誰にでも愛情を求めてしまう、以下のような理由があるかもしれません。

  1. 自分をあまり評価できない
    自己評価が低い人は、自分に自信が持てず、他人からの愛や認められたいと思うことがあります。だから、相手から愛情を求めてしまい、だまされることがあります。

  2. 過去のつらい経験
    過去のつらい出来事や傷つきが、他人からの愛や認められたい気持ちを強化することがあります。それらの経験が、信頼や安全な関係を築くことを難しくすることもあるのです。

  3. 良い人間関係が不足
    良い人間関係が足りないと、愛や認められたいという欲求が強まります。これは、家庭や友人関係が健康でない場合によく見られます。

  4. 孤独感
    孤独感や孤立感は、他人との関係を望む気持ちを高めることがあります。その孤独感から、相手からの愛や注意を受けたいと思うことがあり、だまされやすくなるのです。

  5. 有害な人間関係
    過去に有害な人間関係を持っていた場合、健康的な関係を築くのが難しくなります。そのため、相手が愛していないにもかかわらず、受け入れてしまうことがあります。

  6. 不均衡な関係
    関係において、一方が愛情を提供し、他方が受け入れるという不均衡が存在することがあります。相手がだまそうとする場合、この不均衡がより顕著になります。

  7. 思考の歪み
    思考の歪み、特に「自己評価の歪み」や「感情の誤解」などの心理的な要因も影響することがあります。そのため、自分を過小評価し、相手の愛情を過大評価してしまうことがあります。

これらの要因が重なり合うことで、あなたは詐欺師からも愛情を求め、そして状況により利用されやすくなる可能性が高くなります。

同様の理由から、日常生活でも他の人々に愛情を求めることがあるかもしれません。

自己認識を高め、心の健康を向上させ、健全な関係を築くために、自己探求や必要であれば心理的なサポートを受けることが重要です。


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作成 2023-11-05    更新 2023-11-06


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